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マレーシアビジネス情報

【マレーシアとTPP

環太平洋パートナーシップ(TPP)協定とは,計12か国で交渉が進められてきた経済連携協定です。2018年チリで「環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(TPP11協定)」が米国以外の11か国により署名されました。またタイや韓国が新たに加盟することを検討しています。
マレーシアはTPPにより大きな恩恵を受けると考えられています。
新たな貿易協定でカナダやペルー、メキシコのような新市場への輸出機会を得て、パーム油やゴム、電気・電子部品部門が活発化すると言われています。
マハティール首相は本年6月に日本において
「TPP11を含め自由貿易は推進すべき」と原則論では賛成を表明した上で、「富める国(先進国)とそうでない国がある中で、同じ条件であることが公平なのか」と述べており、TPPには慎重な姿勢を見せています。

【マレーシアとイスラム金融】

 マレーシアはマレー系、中華系、インド系等から構成される多民族国家ですが、国としてイスラム教を国教としています。そのため、シャーリア法(イスラム法)と呼ばれる生活のあらゆる面を律するイスラム教における規範を法律の一つとして定めています。
シャーリア法はムスリムの私的な領域についてのみ適用されるものであり、ビジネス等の場面では、影響することは基本的にないとされていますが、イスラム金融と呼ばれるイスラム社会特有の金融取引には大きく関わってきます。シャーリア法では利子の受け取りなどの行為を禁じており、イスラム金融ではそのことを踏まえた独自の手法が用いられます。
全世界においてムスリム人口は16億人を超え、2030年には約22億人にまで増えるとされています。人口の増加に伴いイスラム金融は急成長を遂げ、イスラム金融市場は2014年時には全世界で約2兆ドル(208兆円)規模となっており今後も拡大していくと言われています。
これまでマレーシア政府はイスラム金融を重点産業と位置づけ、免税措置の法整備や取引ルールの構築、専門家の育成を進めてきました。また近年複数の日系企業もイスラム金融に参入しています。

【高速鉄道】

2018年、7月19日、マハティール首相はシンガポールとクアラルンプールを結ぶ高速鉄道(HSR)事業について、シンガポール側と延期の方向で交渉を行うとの意向を示した。首相は高速鉄道事業の中止を目指していたが、中止の場合、高額な違約金(違約金5億リンギ=約140億円)が発生するため、延期という形をとったという。同氏は「(違約金を)支払う資金はない。いずれ建設計画は実現しなければいけないだろう。だが建設費を削減するには時間がかかる」と述べた。総事業費は600億リンギ(約1兆6千億円)とされ、日本、中国、又韓国などが受注争いを繰り広げていた。

GSTの廃止とSSTの導入】

・GSTの廃止とSSTの導入
2018
5月マハティール氏率いる新政権が樹立し、6月に政府は物品・サービス税(GST)を実質廃止した。マハティール新政権が公約に掲げた国民の生活負担軽減策の一つである。
さらに7月にはGSTに代わって91日付けで実施される売上・サービス税(SST)の適用範囲に関する提案内容を公表した。GSTに比べ対象外の商品・サービスを大幅に増加させた。
GST
からSSTへの移行により、2018年の税収は221億リンギ(約6000億円)程度減ると予想されている。歳入減を補うために政府は高速鉄道計画の延期をはじめ大規模インフラ整備計画の中止を相次ぎ決めている。

・物品・サービス税(GST)とは
2015
年より導入されたマレーシア国内における物品及びサービスの提供を課税対象とし、サプライチェーンの各段階において課税を行う多段階消費税である。
標準税率を6%とし、生活必需品(米、塩等の食料品、一定の電気・水道料金など)は実質的に免税となる。マレーシア経済研究所(MIER)によると消費者心理指数は2014年当時100前後で推移していたが、GST導入後の20151012月期には過去最低の63.8となり、GSTは消費者心理に大きく影響した。

・売上・サービス税(SST)とは
GST導入以前に用いられていた生産過程でのみ課税される一段階の消費税である。
売上税率は0%、5%、10%の3つのカテゴリーに分け、サービス税率は6%となる。青果、鶏肉、鮮魚、乳製品、ソース、小麦、コメ、茶、砂糖などの食品や個人医療保険料、医療受診料、医療器具、消費家電、洗剤や調理器具などの家庭用品、新聞、書籍、排気量250cc以下の二輪車、自転車、漁船、農機、建築資材、スポーツ用品、インターバンキング費用などは対象外となる。
適用されるのは消費者物価指数(CPI)に反映される商品・サービスのうち38%、GST課税対象だった商品・サービスのうち60%にとどまる。B40と呼ばれる下から40%の貧困層への生活費負担軽減が期待される。

【マレーシアの社会保障】

マレーシアにはEPF(Employees Provident Fund)という
日本の年金と似た制度があります。
EPFは、企業社員の退職後の老齢所得保障を目的に設置された制度です。
目的は日本の年金と似ていますが、制度の仕組みは異なります。
社員の個人口座をEPFに開設し、ここに従業員、使用者の双方が賃金に応じて積み立てるものになります。
個人口座への積立金であるため、若い世代が老年世代を支える形をとる日本の年金制度と比較して、人口の高齢化に直面しても若年世代に負担をかけない財政的に安定した制度であるといわれています。
EPFは比較的高い利息がつくため、退職時にはかなりまとまった金額を得られることになります。
マレーシアではジョブホッピングが多いですが、職を変えても「EPF番号」は引き継がれていくので問題ありません。
また、本人負担分の積立金は全額所得税からも控除されます。
EFPはマレーシア国民に対し労使ともに義務付けられていますが、外国人に対しても任意でかけることができ、帰国の際に積立金を受け取ることができます。
年金制度とは違ったメリットの多いEFPですが、経済格差や他の社会福祉制度の不十分さ(医療保険等)などによる問題も指摘されています。

【マレーシアの高齢化、そして介護の今後】

今年6月、マレーシア初となる有料介護施設
Takahashi Legentd Care Retirement Home」がマレーシアのペタリンジャヤにオープンしました。
日本で介護施設を運営する企業とマレーシア現地企業との合弁事業になります。
マレーシアは2030年までに高齢化社会になることが見込まれており、60歳以上の高齢者の割合は2030年までに15%に上ることが見込まれていると発表されています。
マレーシアには日本のように介護保険は存在しておりません。
一定の所得レベル以下の高齢者の介護手当が存在するものの、支給額は月RM300と極めて少額です。
年金については、シンガポールと似た仕組みになっており、被用者と民間企業が積み立てを行う貯蓄型のEFPと呼ばれる年金制度が存在しますが、制度が整っていない状態に極めて近いためマレーシアの介護事業を不安視する声が多々上がっています。
そのため、現在約4人に1人が65歳以上という超高齢社会に突入している日本の介護事業のエッセンスを国内に取り入れたいというマレーシア企業が増えているようで、日本企業との協業を望む声も多いそうです。

【国家戦略貿易シンポジウム2018

201882日、マレーシア国際貿易産業省(Ministry of International Trade and Industry of Malaysia (MITI))はアメリカ合衆国エネルギー省、国境警備局等と協同し、より良い輸出規制とコンプライアンスの促進のため、またマレーシア、シンガポール、フィリピン、アメリカの輸出規制における最新の進展とイニシアチブに関する情報を共有するため、国家戦略貿易シンポジウム2018National Strategic Trade Symposium 2018)を開催しました。
弊社のメンバーもこのシンポジウムに参加しました!
<シンポジウム内容>

  • マレーシアの2010年戦略貿易法の歴史と2017年の改正について

品物が戦略品目とされる場合、マレーシアにおける輸出、積み替え、通過等の前に戦略貿易事務局(以下事務局)から事前の許可を得ることが必要になる。また、マレーシア政府はキャッチオール規制を適用しているため、戦略品目としてリストに列挙されていないが、戦略品目と疑われる品物の場合、輸出業者は事務局から許可を得る必要がある。
さらに、レバノンやアフガニスタンのような規制エンドユーザー国(Restricted End-User Countries)に対し戦略品目を輸出する場合、特別な許可を得る必要があるが、禁止エンドユーザーリスト(Prohibited End-User List)にある個人及び団体に対する戦略品目の輸出は禁止されている。

  • マレーシアにおける戦略品目の輸出に関する手続きとコンプライアンスについての概要

マレーシアから戦略品目を輸出する前に税関への申告が求められる。税関が査定を行い、必要であれば輸出の承認の前に身体検査を行う。当該品は戦略貿易許可の必要があると判断された場合輸出することができるが、そうでない場合税関が当該品を押収することとなる。

  • シンガポールの戦略貿易法について

ASEANにおいて戦略貿易法実施の先駆者であるシンガポール政府は自国の戦略品目の枠組みについて説明を行い、特に許可要件及び禁止貿易に関してマレーシアの枠組みと類似していた。

  • フィリピンの戦略貿易法について 

フィリピンは、現在戦略貿易法令の実施の途中であり、国内戦略品目リストをまとめているところである。本法が実施されると、フィリピンはシンガポール、マレーシアに続き、ASEANにおいて戦略貿易法を実施する3番目の国にとなる。

  • アメリカの輸出及び再輸出規制システムに関する概要(商務省、エネルギー省、国境警備局)

アメリカの戦略品目の枠組みはシンガポールとマレーシアに類似するものであり、特に、規制品リスト(CCL: Commerce Control List)のカテゴリーと禁止エンドユーザーリストは酷似していた。

  • 討論会

シンポジウムはマレーシア、シンガポール、フィリピン及びアメリカの登壇者による、4か国の総合的なコンプライアンス・フレームワークと、マレーシア企業は戦略貿易法及びその他の関連法令の厳守のため、内部コンプライアンスシステムをどのように構築できるかという内容の討論会で終了した。

【マレーシアと中国 これからの関係性】

820日のマレーシアと中国の会談~
中国の習近平国家主席と李克強首相は20日、北京を訪れたマレーシアのマハティール首相と個別に会談し、農産品の輸入増など貿易拡大等を記した共同声明を採択しました。
習氏は会談で自らが主導する広域経済圏構想「一帯一路」へのマレーシアの支持を称賛し、マハティール氏も「私の訪中の趣旨は中国への友好政策は不変だと表明することだ」と述べました。
マハティール氏は首相就任後、「東海岸鉄道」計画や天然ガスのパイプライン建設など中国系企業が手掛ける複数のインフラ整備事業について国の財政状況を理由に中止を通告してきました。昨日の記者会見においてもマハティール氏は、「新たな植民地主義は望まない」と中国の影響力拡大への警戒をにじませましたが、それに対し中国側は会見ではインフラ事業見直しの問題に触れず、対立が前面に出るのを避ける形をとりました。
~対立を避けた理由~
 事業の中止及び見直し等により若干の緊張関係にあったマレーシアと中国。なぜ中国はマレーシアとの対立を避ける形をとったのでしょうか?
中国側の念頭にあるのは、中国に貿易戦争を仕掛けるトランプ米大統領への牽制であるとされています。中国は国際社会での孤立を避けるため、またトランプ氏への対抗軸をつくるため、ASEAN各国を含む周辺国との関係改善を急いでいるとされています。
~米中貿易戦争~
トランプ米大統領はロイター通信とのインタビューにおいて、中国との貿易戦争を続ける期間は無期限であると述べました。
しかし一方で、対中貿易戦争は、今年11月に予定される米中間選挙に向けて有権者の支持を獲得したいとの政治的な思惑からくるものであり、選挙後事態は収束するとの見方をするエコノミストもいます。
マレーシア金融大手CIMBグループによると米中貿易戦争が長期化した場合、今後2年間でマレーシアの国内総生産(GDP)成長率が1.3ポイント押し下げられる可能性があると予測されています。
今週、アメリカと中国は事務レベルの協議を開く予定ですが、解決の期待はあまりされていないようです。マレーシアや日本にも影響を及ぼす米中の貿易摩擦が今後良い方向に終着することを願います。

【マレーシアのゴミ分別事情】
ペナン州で戸建て住宅の住民に対し、家庭ゴミの分別を行わなかった場合、来年11日より罰金が科されることが決まりました。
罰金額はRM250で、罰金を滞納した場合はRM2,000以下の罰金、もしくは1年以下の禁固刑が科されます。
家庭ゴミのリサイクル活動を推進するのが狙いだそうです。
現在クアラルンプールに住んでおりますが、ゴミの分別という概念は浸透していないように思えます。
20159月に、リサイクル、粗大ゴミ、庭ゴミ、その他の
4つに分別することなどをはじめとした条例が出ていたらしいのですが、
ゴミ捨て場に捨てられているゴミを見ると分別されている様子はなく、
一つの袋にまとめて捨てられていることを多く目にします。
マレーシアでは数年前より国内では政府主導によりゴミ・リサイクルに関する管理が強化されており、
「ゴミの発生量を少なくとも 22%削減する」ということ、
「ゴミのリサイクル率を 22%まで向上させる」ということを目標に掲げているそうです。
この2つの達成のためにも、まずは日々のゴミの分別作業に対する
全国民の意識浸透は必須事項であるといえます。

【マレーシアの発電事情】
マレーシアにて2030年までに導入を計画していた
2カ所の原子力発電所の建設の計画が長きに渡り停滞していました。
しかしこの度、マハティール首相が
正式に建設しない方針を断言しました。
アブドゥラ氏やナジブ氏が首相を務めた時代は
原子力発電所の建設を前向きに進めていましたが、
マレーシア国内において原料となる放射性廃棄物が
安全に管理、廃棄できないことから
今回建設の中止の決断に至ったと説明されています。
現在国内を支えているのは火力発電となります。
今後はバイオマス燃料、バイオガス、太陽エネルギーなどの
再生可能エネルギー利用に力を入れていくそうです。
急速な経済成長が進むマレーシアでは、
電力使用量が急激に増えていることに対して
設備不足に懸念の声が上がっていましたが、
再生可能エネルギー使用の活発化は
マレーシアにとってとても明るい話題になりそうです。

【お買い物シーズン到来】
お買いもの天国として名高いKLには年に3回、国を挙げて盛大にバーゲンセールを開催するようです。
1回目は旧正月に合わせた「アーリーイヤーセール」(2月1日から)
2回目はラマダン明けを狙った「メガセール・カーニバル」(6月中旬から)
3回目は年末の「イヤーエンドセール」(11月1日から)
このバーゲンの時期を狙ってマレーシアにくる観光客もとても多いようです。
割引率は30%~70%と大変お買い得だそうです。
もちろんエアアジアもイヤーエンドセールを行うようです。ペナンまで約1000円ほどで行けてしまうとか・・・。
この時期はショッピングモールなどでは大変な賑わいが予想されますので
くれぐれもスリやクレジットカードの不正利用などに気をつけたいものです。
また11月の頭はディーワーリーという正月を祝うヒンドゥー教のお祭りがあります。
この時期に買い物をするのはとても縁起が良いと言われているそうです。

【マレーシア国内での運転免許について】
マレーシアは日本からの輸入車が多いため
右ハンドルの車が多く、そして左車線のため、
日本人にとっては車を運転しやすい環境です。
先月までは国際免許を取得せずも、
日本の免許証を含む必要書類を持って
手続きをすると、マレーシア国内で有効な
運転免許を発行してもらえました。
しかし今月より上記の手続きが中止となり、
マレーシア国内で運転をする際は、
国際免許証および日本の運転免許証2つを有するか、
道路交通局にてマレーシアの運転免許証を
取得しなくてはいけなくなりました。
もし今後マレーシアへ渡航し国内での運転を
お考えの方は、どうぞご注意ください!

インターン日記

【🌸 女性が活躍するマレーシア 🌸】

通勤中、多くの女性が仕事に向かっている姿を目にします。
また当社のマレーシア弁護士も全員女性となっています。
以前は文化的また宗教的に女性の社会進出はあまりすすんでいないのかなと思っていましたが、こちらに来てから働く女性の多さに驚きました!
英会計大手グラントソントン・インターナショナルが年に1度発表する「ウィメン・イン・ビジネス」の2018年版によると、マレーシアは80%の企業で1人以上の女性を上級管理職に登用しており、前年より5%増加したそうです。
またマレーシア企業の82%が男女平等の賃金体系を導入しており、66%が採用活動において男女の機会が平等になるためのルールを設けているとのこと。
昨年度の「世界ジェンダー・ギャップ報告書」によると、マレーシアは144カ国中104位と振るわず、ASEANの中では最下位となってしまったそうです。
これまでも多くの取り組みがなされてきましたが、育児や介護などによる離職、託児施設の不足などの問題への対策が未だ不十分であることが原因とされています。日本の状況と似ていますね。
マレーシア政府は、今後の発展には女性活躍が不可欠として、2018年を「女性活躍推進年」と定め、マレーシア人女性の就労を支援する取り組みが新たに始まっていくそうです。

【🌸 日本人が最もネイティブに近づける・・・? マレー語の秘密 🌸】

Selamat pagi! おはよう!
Sudah makan ? ご飯食べた?(元気ですか?)
Terima kasih! ありがとう!
マレーシアは広く英語が使われており、英語力の高い国の1つとして知られていますが、マレーシアで暮らしていると多くの言語を見聞きする機会が多いです。
特にマレー語はマレーシアの公用語であり、様々な場において用いられています。
一見習得するのはとても難しそうに思えるマレーシア語ですが、日本人にとっては発音が比較的簡単で文法も似ているため、学びやすいと言われています。
マレーシアに長く住んでいる日本人の知り合いがいるのですが、その方はマレーシア人によく間違われるほどマレー語がとても上手で、その方曰くマレー語は日本人がネイティブに近づける言語の1つだとのことです。
マレー語はマレーシア、シンガポール、ブルネイで国語として採択されています。
マレーシアの起源とされるマラッカ王朝で使われていた言語が現在のマレー語になったとされています。
マレー語は元々、ジャウイ文字と呼ばれる文字で表記されていました。
ジャウイ文字とはアラビア文字をマレー語の表記のために適応させたものです。
マレー語が作られたとされる13世紀後半、マレー語は文字を持たない言語だったそうです。
しかし(マレーシアの起源とされる)マラッカ王朝が、1414年にイスラム教を国教と定めて以降、アラビア文字を取り入れ、ジャウイ文字へと発展させたとされています。
その後、イギリス植民地時代にジャウイ文字はアルファベットに置き換えられ、マレーシア独立の際にもアルファベットが採択され今に至っています。
しかし現在でもジャウイ文字を使用した表記を見かけることができ、学校での教育も続いているとのことです。
マレー語を学ぶとお隣の国で使用されているインドネシア語も理解できるようになるとのことです。インドネシア語はマレー語の方言の1つを基としているため、単語なども同じ意味を持つものが多く、60~90%は意思疎通ができるんだそうです。
英語もままならない私ですが、マレー語の勉強も少しはじめてみたいなと思います🌸

【🌸 マレーシアの人気スポーツ 🌸】

マレーシアの国技と言われているのがバドミントン。
過去には世界ランキング1位の選手がいたほどの強豪国で、
街中やコンドミニアムなどいたるところにバドミントンコートを見かけます。
今、マレーシアでバドミントンと肩を並べ人気なのがサッカーで、
若者から絶大な支持を得ています。
話は遡りますが、日本がFIFAワールドカップ本戦初出場を決めた
「ジョホールバルの歓喜」もマレーシアでの出来事でした。
ブキット・ジャリル国立競技場という10万人収容可能なサッカースタジアムもあり、
写真でしか見たことはありませんが、サッカーの本場ヨーロッパのような見事なものです。
しかし、人気といってもマレーシア国民にとってサッカーは見るためのものらしく、
プレイすること自体にはあまり興味がない模様。
自身がプレイするなら幼少期から国技として馴染みがあり、
初心者でも比較的すぐにできワイワイみんなで盛り上がれるバドミントンが1番のようです。
こういったところにも、賑やかで明るい人の多いマレーシア人の考え方が反映されてるように思えました。

【🌸 マレーシア最大のモスク 🌸】

先週末、シャーアラムという地域にある【ブルーモスク】へ行って参りました。
表題にもあるようにマレーシア最大のモスクで礼拝堂は2,400人収容可能、
世界第4位の規模を誇るそうです。
現地に着くと無料のボランティアガイドさんが引率してくださいます。
まずお祈りをする際は大きな手洗い場で(写真を撮り忘れました…)
手→鼻→口→耳→顔→頭→腕→両足の順に清めます。
日本でも神社仏閣では参拝前に清めますが、
イスラム教ではより丁寧でびっくりしました。
そびえたつ四本のミナレットははおよそ140mもあるそうで、
昔はその塔に上り大声で礼拝時の合図を叫んでいたようです。
(現在はスピーカーを使用しているとのこと)
こういった話をはじめ、イスラム教やモスクについて終始丁寧に説明してくださいました。
美しさもさることながらモスク内には宿泊施設や結婚式場やコミュニティ施設までついており、
人々の生活に根付いている様を感じられました。
マレーシアにお越しの際は、ぜひ足を運んでいただきたい場所のひとつです。

【🌸 外交樹立60周年 マレーシアと日本の関係 🌸】

昨年2017年は、日本とマレーシアの外交関係樹立60周年という佳節の年でした。
日本とマレーシアの関係は古く、
15世紀頃、マラッカ王国と琉球王国が海洋交易を行っており、銀、刀、扇、漆器などの取引をしていたそうです。
それ以降良好な関係が続いていたのですが、第2次世界大戦の開戦により徐々に変化していきました。
1941128日に開始されたマレー作戦で、日本軍はイギリス領であったマラヤに対して侵攻をはじめ、連合軍を圧倒しマラヤを占領しました。日本による占領期には、日本軍の中国系住民に対する差別や弾圧がとても激しく、多くの方が惨禍に見舞われました。
私は最近まで第二次世界大戦におけるマレーシアと日本の関係をあまり知らなかったのですが、少し前に、当時の様子をマハティール首相の奥さんであるハスマ夫人が語っている動画を視聴しとても衝撃を受け、自分の無知さを痛感しました。
今日は日本にとって終戦記念日。
今一度歴史を正しく振り返り、過去の事実を後世に伝えていくことの大切さをしみじみと感じました。

【🌸 マレーシアのインターネット&携帯電話事情 🌸】

世界40か国の1日のインターネット利用時間の統計が出ており、
マレーシアは全体の6位で8時間27分という高い数値でした。
ちなみに日本は下から4番目の36位で4時間12分、マレーシアのおよそ半分となります。
労働時間の長さの影響もあるのでしょうか。
マレーシアは1日のsns利用時間も、全体の9位で3時間という高い数値になっております。
マレーシアの方とメッセージアプリでやり取りをするとレスポンスの速さにいつも驚かされます。
個人的な感覚ですが、睡眠時以外は皆、1-2分で何かしらのアクションがある気がします…
また昨年度のマレーシアの携帯電話普及率が出ており、
7-9月期は131.8%だったことが分かったそうです。
インターネットやsnsの利用時間の高い数値は、
ここ近年のマレーシアの携帯電話の普及率の上昇が大きく影響しているといえますが、
調べてみるとこの普及率も急に起こったものではないようで、
実は20年ほど前より情報通信技術(ICT)分野に投資を行っていた背景があるようです。

【🌸 金正男氏暗殺 裁判の行方... 🌸】

毎日多くの飛行機が行き交うクアラルンプール国際空港。
私自身もこの空港を利用し、マレーシアに降り立ちました。
その時に昨年起きたある事件を思い出しました。
2017年2月にクアラルンプール国際空港のLCC専用ターミナルで起きた金正男氏暗殺事件です。
昨日マレーシアの高等裁判所は北朝鮮の金正恩氏の異母兄、金正男氏の殺害事件について、被告2人の裁判継続を命じました。
実行犯として殺人罪に問われた両被告の犯行への関与を裏付ける十分な証拠を検察側は提示したとしました。その上で弁護側に検察側の証拠に対する反対弁論の機会を与えるとし、テレビのいたずら番組の演出に従っていたとする被告らの行動の真意や説明をさらに求めました
16日の裁判では被告らの無罪や釈放が言い渡される可能性もあったそうですが、2人の有罪が確定した場合、刑法(Penal Code)第302条に従い、死刑判決が下される可能性があるとのことです。
弁護側は被告らの無罪を主張し、北朝鮮国籍の男にだまされ、害がないと思い込んでいた猛毒の神経剤「VX」を正男氏の顔に塗ったと弁護していました。
しかし、判事は被告らの行動はいたずら行為が趣旨だったとは見なされないと判断し、正男氏の顔に塗り付けた場面の撮影後、手洗い所に駆け込んだのは極めて奇妙な振る舞いなどと述べました。また検察側が示した証拠は正男氏の殺害を十分に立証しているとしていますが、防犯カメラの映像分析にだけ頼り、目撃者を一切呼ばなかったことを弱点だとしています。
今後の判決の行方に注目していきたいです。

【🌸 世界最高齢...! 93歳の首相と陰の立役者 🌸】

今年5月マレーシアで政権交代がおこり、93歳のマハティール氏が再び首相となりました。
マハティール氏は1981 年~2003年までの約22年間首相を務め、ルックイースト政策をはじめ、マレーシアの経済発展に貢献した人物です。
そんな彼の陰の立役者といえるのが、妻であるハスマ夫人です。
ハスマ夫人は第二次大戦後、マレー系女性として初めてシンガポールの大学で医学を学び、初の女性医師となった人物です。ハスマ夫人とマハティール氏は大学の同級生であり、その後結婚、両氏は地元で開業医として活躍していました。その後マハティール氏は政治家を志し出馬したのです。
激動の時代を生き抜いてきた2人は今年結婚63周年を迎えます。
国民の間ではおしどり夫婦として有名だそうです。当事務所のメンバーも2人のやりとりがとても可愛らしくて好きだといっていました🌸
ハスマ夫人は「マハティールは家では私の夫です。外に出ると、社会の所有となる。マハテイールの妻として、そのことを私は誇りにしています」と語っています。
様々な問題に直面しているマレーシアをどのようにリードしていくのか。
世界最高齢の首相の手腕に注目するとともに、彼を支えるハスマ夫人の動きも気になります。

【🌸 アジア最大級の企業 ペトロナスとは…? 🌸】

マレーシアのシンボルともいえる建物、その名もペトロナスツインタワー。
この建物はマレーシアの国営石油会社ペトロナスによって建てられました。
マレーシアは東南アジアで第2位の石油・天然ガス生産国です。
マレーシアは中規模の産油国ですが、2013年のForbes Global 500で世界の石油関連企業の利益額ランキングではペトロナスは6位となっており、ペトロナスの上にいるのは、いわゆる旧セブン・シスターズと、大産油国であるロシアと中国の巨大企業だけです。
ペトロナスは途上国の国営石油会社としては例外的な成功を収めてきました。単に石油埋蔵量・産出量を背景にしたものではなく、その経営の成果であるとされています。
また2012年度の歳入2080億リンギットのうち、少なくとも770億リンギット、約37%をペトロナス関連のものが占めており、マレーシア政府の財政は、ペトロナスからの収入に大きく依存していると考えられます。
将来は資源の輸入国になるとされるマレーシア。
その時にペトロナスを含めマレーシア全体がどのように変化するのか注目していきたいです。

【🌸 マレーシアの食文化 🌸】

私がマレーシアに来てよかったと感じていることの一つにマレーシア料理があります。この1か月間で辛くもうまみがあるマレーシア料理にすっかりはまってしましました。
そんなマレーシア料理の味のとなっているのが、サンバル。コクのある辛味調味料で、「ナシゴレン」や「ミーゴレン」を炒めるときに加えたり、マレーシア人が大好きな「ナシレマ」のソースとして欠かせないモノです。カレーの隠し味、サラダのドレッシング、麺に添えるタレとしても使われている万能調味料で、マレーシア料理で辛い味があれば、それはサンバル入りだと思ってほぼ間違いありません。
ベースとなる食材は唐辛子。そこに、玉ねぎ、にんにく、生姜といった香味野菜をすり潰して加え、油で炒めます。干し海老や海老の発酵ペースト(ブラチャン)で香ばしさを加えたり、砂糖を入れて甘辛に仕上げたりすることもあります
多くの家庭でも自家製のサンバルが作られているそうです。日本の"おふくろの味"にあたるのがマレーシアのサンバルなのかもしれませんね。
実は私は今日がインターン最終日なのですが、マレーシアのメンバーからお土産にサンバルを頂きました。これで日本に帰ってもマレーシアの味を楽しむことができます!

【🌸 裁判所見学 🌸】

先日、マレーシアの裁判所(KOMPLEKS MAHKAMAH KUALA LUMPUR)見学に行ってきました。裁判所は日本にいた時はその外側を見るのみでしたが、今回裁判所の内部も見学させていただき、非常に良い経験になりました。今回はその模様をお伝えしたいと思います。
まず驚いたのがその建物の外装です。日本の裁判所は普通の建物である場合が多いのですが、マレーシアの裁判所はギリシア神殿を思わせるような作りになっており、日本との違いに驚きました。
また、裁判所のシステムが非常に整備されていることも驚きでした。マレーシアの裁判は基本的にすべてオンライン上で管理されており、その日に行われる予定の裁判から傍聴登録まで全て裁判所内にある装置で管理していました。これは日本にはない、とても優れた方法であると思いました。
その後はありがたいことに、実際の裁判を見学する機会に恵まれました。詳細は勿論ここでは記述できませんが、一つ非常に印象的であったのが、その裁判の陪審員たちが非常に感情的であったことです。私は裁判というのはもっと落ち着いた厳粛な雰囲気の中で行われるものだと考えていましたが、感情的にお互いの意見をぶつけ合う姿は非常に印象的でした。
このように、マレーシアの裁判所見学は日本との違いを含めて非常に刺激的でよい経験となりました。

【🌸 ”Manglish” について🌸】

皆さまは”Manglish”というものをご存知でしょうか?
他民族国家で知られるマレーシアにおいて英語、マレー語、中国語が使用されており、
国内にて異なる民族間で会話をする際に英語が使用されます。
そんなマレーシア国内で使用されている英語を” Manglish (マレーシアン・イングリッシュ)”と呼ぶらしいのです。
大きな特徴の1つとして、中国語由来であると言われている Lah Mahを語尾につけます。
例えば大丈夫だよ!を伝える場合、”OK,lah”という感じで、
日本語で言うだよといったものに近い使用法になります。
個人的には、聞いているととても可愛らしく、やさしい印象をうけます。
そんなマレーシアの英語力ですが、世界的にもトップクラスであることが証明されています。
EF Education Firstの『2017年度世界英語能力ランキング』では、
80か国中13位、アジアでは2(1位はシンガポール)
5段階の能力レベルの中でも2番目に高いレベルのグループに所属しています。
近年日本において、距離面や金銭面においての魅力でアジア圏への語学留学が人気です。
マレーシアでは英語はもちろん同時に、マレー語、中国語に触れることができますので、
大変おすすめの国です。

【🌸 マラッカと日本のつながり 🌸】

マレーシアでの人気の観光スポットの1つにマラッカという場所があります。
歴史の深い街で、マラッカ王国が1517世紀にかけて多くのヨーロッパ地域の植民地となった影響と貿易のために移住してきた中国人によりチャイナタウンが作られたため、
様々な国の文化が融合し国際色豊かな風景を楽しむことができます。
2008年に世界遺産としても登録されました。
また、マラッカ海峡に面した港町でもあります。
原油の世界貿易量の約半分、そして日本に関しては輸入の8割以上がこのマラッカ海峡を通り日本に運ばれており、
まさに日本および世界の原油の生命線とも言える海峡であります。
この海峡を安全に就航できるように管理・維持することは沿岸3国だけでは難しく、日本財団も支援を行っています。
日本財団が支援を始めた1969年時点では、正確に測量された海図すらなく、
海図を作るところから始め、現在までに総額155億円以上の支援を行ってきました。
これが契機となり7つの国家や機関などが合計5.5億円以上の資金を基金に提供し、
こういった努力のもと持続的な安全航行が実現できています。
街並みが綺麗であるのはもちろん、日本を支えてくれているマラッカ海峡に沈む夕日もとても見ごたえがありますので、
マラッカにお越しの際は是非ご覧いただければと思います。

【🌸 大都市開発計画 in ジョホールバル 🌸】

近年急速に開発が進むマレーシア。電車に乗って窓の外を眺めていても、建設中の高層ビルが数多く目に入ります。
一方で、スラム街のような街も多く目に入り、課題は山積しているのだなと考えさせられますね。
そんなマレーシアで今、大きな都市開発プロジェクトが進んでいるのをご存知でしょうか?
そのプロジェクトの名はイスカンダル計画、シンガポールとの国境に位置するジョホール州を大規模に開発し、2025年までに人口300万人の大都市を建設するという一大プロジェクトです。
この地には元々パーム油のプランテーションが広がっていたのですが、今では「The World in One City」のコンセプトの下で、エンターテイメントや教育、オフィスなどの様々な施設が建設されています。
このような巨大な計画をマレーシア政府だけで進めることは難しく、多くの海外投資を呼び込んでこのプロジェクトを進めています。
マレーシアに多くの投資を行っている国としては中国やシンガポール、アメリカ、日本などが挙げられます。経済特区における税制の優遇措置や高所得者向けの滞在先の不動産など投資するメリットは大きく、今後さらなる投資が見込まれています。
問題点として交通の便が少し悪いことが挙げられますが、これに対してもシンガポールとジョホールを結ぶ高速鉄道が建設中であるそうです。
今後、第二のKLとしてジョホールが繁栄する日も遠くないかもしれませんね。

【🌸 ハラル認証について 🌸】

ハラル認証をご存知でしょうか?
「ハラル」とはアラビア語で「許されている」「合法」という意味であり、「ハラル認証」とは、イスラム教が禁じる豚肉やアルコール等を使わず製造された商品等に付与される認証のことです。
ムスリムの方が安心して食生活を送るために不可欠なこのハラル認証。
実はマレーシアがはじまりであるとされています。
1968年、マレーシア政府はマレーシアイスラム開発庁(JAKIM)を創設し、世界に先駆けて「ハラル認証」の制度作りに取り組み始めました。
JAKIMが流通する食品等を検査し、イスラム教徒に適切であると判断できる商品は「ハラル」であると認定する仕組みを構築していき、又食品流通法にハラル条項を追加したり、すべての輸入食肉にハラル認証の取得を義務づけたりするなど、制度も強化していきました。
JAKIMによる認証は世界でも数少ない、国の機関が行うものであるため、JAKIM発行のハラルマークは世界で最も信頼性が高く、マレーシア以外のイスラム圏でも有効とされています。
日本企業でもハラル認証を取得している企業は数多く、食品や化粧品等のメーカー以外にも、近年では物流大手がハラル認証を取得する動きが広がってきています。
また、日本を訪れるムスリムは2020年には140万人まで増えるとされているため、ハラル認証の取得はインバウンド(訪日外国人)関連の需要開拓にも効果があるとされています。
今後大きく成長が見込まれるムスリム市場の開拓においてハラル認証はとても大きなカギになってくると感じました。

【🌸 マハティール首相とサディク氏 🌸】

マレーシアで今年5月に行われた総選挙でマハティール首相が当選し、
世界最高齢首相にあたる93歳という年齢も話題になりました。
そのマハティール首相のもとで25歳という若さで青年・スポーツ相を務めることになったのがサディク氏。
マレーシアの官僚として最年少記録を塗り替えました。
若者世代での失業率が深刻なマレーシアではその世代の雇用問題への不満が高まっております。
5月に行われた総選挙では若い世代を中心とした有権者の多くが野党を支持したため、サディク氏は若者世代からの支持率に注目し、投票年齢を現在の21歳から18歳に下げることで
有権者が370万人増え、5月の総選挙の登録有権者数から25%増えるとマハティール首相に唱えたそうです。
サディク氏はマハティール首相との関係性について「政治というより、父と子とあるいは祖父と孫のような関係に近い」と語っているそうで、年齢を超えとても良好な関係性であることが伺えます。
この2人のタッグが今後マレーシアをどう動かしていくのか大変楽しみです。

【🌸 MATTA FAIR in Malaysia!! 🌸】

"MATTA FAIR"とは、マレーシアで恒例となっている旅行博です。年に二回ほど開催されるマレーシアで最大の旅行博覧会であり、多くの来場者が見込まれています。
日本や韓国など、多くのアジアの国々が出店しているようで、その多くは自治体や旅行会社、ホテルなどです。近年経済成長が著しく、豊かになってきたマレーシアの人々を観光客として呼び込み、外需を増やしていくことが狙いにあるのではないかと思われます。
入場料も4RMと割安であるので、ぜひ多くの人に訪れていただき、日本の魅力を知ってもらいたいですね。
また、スリランカやトルコなど、日本人の旅行先としてはあまりなじみがない国の展示もあるようなので、日本人である私が訪れても非常に楽しむことが出来そうです。
私も旅行博を訪れてみようかなと思います!

【🌸 バトゥ洞窟 🌸】

バトゥ洞窟とはヒンドゥー教の聖地であり、マレーシアの文化遺産に指定されています。約4億年前にできたとされる石灰岩でできた洞窟の中にあり、荘厳で神秘的な雰囲気に包まれています。
つい先日この厳かな雰囲気の聖地が大幅にリニューアルし、洞窟へと続く階段が鮮やかな色で装飾されたのです!
しかしこの改修を巡り、塗り替えを許可した覚えはないとする監督官庁と塗り替えを行った寺院側が対立する事態がおきています。
マレーシアの文化財保護法40条では、文化財に指定された建物等に関し、改修や補修を含む工事、又何らかの手を加える場合には文化遺産局(JWN)への届出と当局からの認可が必要であるとされています。
しかし寺院側は文化遺産に指定されているのは寺院であって、そこに至るための階段は遺産には含まれていないと主張し、届出も認可も必要ないと主張しているとのこと。
周辺住民らからは「周囲の景観に合っていない」「センスが悪い」等の意見も寄せられているようですが、私の友人のマレーシア人たちは「すごく鮮やかできれい!」「まだ行ったことなかったけど行ってみたい!」と話していました。
私もマレーシア滞在中にこの極彩色の階段と神秘的な雰囲気の洞窟のコントラストを間近で見に行きたいと思います。

【🌸 マレーシアと災害 🌸】

先日当事務所があるオフィスビルにて避難訓練が行われました。
日本では、
〈お〉さない
〈は〉しらない
〈し〉ゃべらない
という【おはし】と呼ばれる3つの約束ごとをもとに避難訓練をした記憶がありますが、
マレーシアでは皆会話をしながら賑やかに階段で集合場所まで下りました。(当事務所は33階・・・)
多くのテナントが入っているビルですので集合場所には人がたくさん。
避難訓練をしていることを知らない周辺の人たちは何が起きたのか?と皆びっくりしながらこちらを見ていました。
マレーシアは地震や台風といったような自然災害が少ない国です。
しかし201565日、マレーシア・サバ州ラナウでマグニチュード5.96.0の地震が発生しました。
また、近年の急激な人口増加や都市化の影響で気候変動がおき、降水量が増え、洪水や地すべりなどの災害も増えるのではないかと言われています。
もともと自然災害が少ないためマレーシア国民があまり災害に対する危機感があまりなく、
ビルやマンションも地震に備えた耐震設計はそこまで綿密に行われていないようです。
ますます都心部の開発が進むことが見込まれるマレーシアで、高層建物の建築計画を見直しを求められる声が多く上がっていくのではないでしょうか。

【🌸 独立記念日 🌸】

831日はマレーシア独立記念日です。
8月半ばごろから、あちこちで国旗が掲げられ、ショッピングモールではマレーシアの歴史や写真の展示、また記念セールが行われるなど盛り上がりをみせています。
マレーシアはいつどのように独立を果たしたのでしょうか。
~歴史の流れ~
14世紀頃 マラッカ王国成立
1511年  ポルトガルによるマラッカ占拠
1641年  オランダによる統治開始
1824年  イギリスによる統治開始
1941-1945年 日本軍による占拠
ポツダム宣言受諾後 英国による再植民地化
1946年  英国統治下で「マラヤ連合」が発足
1948年  「マラヤ連邦」へと転換
以上のように、16世紀頃から他国による統治の歴史がはじまったマレーシア。
2次世界大戦を経て状況が大きく変わっていきます。
2次世界大戦がはじまると、マレーシアは日本軍により占拠され、大戦終結後はイギリスに再植民地化されました。
しかし、再植民地化に対する反発がマレーシア内で広がっていきます。
そのような流れの中、華人系の「マラヤ共産党」が武装闘争路線に転換し、ゴム農園への襲撃を開始。イギリスは「非常事態宣言」を出し全面対決の姿勢をとりました。
その後もスズ鉱山への襲撃、鉄道路線と鉄道の爆破、道路輸送の妨害などのテロ行為は続き、ジャングルでの対ゲリラ戦を中心に、イギリスとの闘争が行われました。
月日がたちゲリラ闘争に対する民衆の支持が低下、また天然ゴムの代替品である合成ゴムへの転換が進み需要が低下したことなどを理由に闘争は下火になっていき、イギリスはマレーシアの独立の承認を行う姿勢を取り始めました。
そして1957831日マレーシアは独立を果たしたのです。
1957年の独立から今年で61年目。多民族国家として独自の文化を発展させながら、様々な面において成長を続けるマレーシア。今この時に、独立記念日という節目の日に居合わせたことをとても嬉しく思います。

【🌸 マレーシアにおける問題 🌸】

マレーシアには多彩なグルメスポットが溢れています。
マレー系、中華系、インド系と主に三人種で構成されているため、食べられている料理の国籍もさまざまで、食事がおいしい国という認識の方も多いのではないでしょうか。
しかし油分、塩分、糖分が多くものが多く、日頃からこういった食事を摂取している影響から、成人人口の約15%に相当する成人260万人が肥満、人口の5人に1人が糖尿病に該当するという発表が出ております。
また車社会のためあまり歩かない習慣があり、日常の運動不足も拍車をかけています。
現在、国内ではその数値を下げるべく健康志向に対する意識が国民に浸透しつつあるそうです。
多くのコンドミニアム内にはスポーツジム、バドミントンコート、バスケットコートなどが併設されており、いつでもスポーツができる環境を整えたり、学校の売店での菓子類、炭酸飲料などのハイカロリー製品の販売禁止をしたり、政府が積極的に対策を打ち出しています。
また低カロリー、低塩分、低糖分かつ野菜を多く摂取できる日本食がマレーシア国民に健康食として関心が高まっている今日です。
余談ですが、現マレーシア首相のマハティール氏は現在93歳というご長寿ですが、以下3点が健康長寿の秘訣と語ったそうで徹底しているようです。
・煙草を吸わない
・お酒を飲まない
・過食をしない
過去30年間体重はほとんど変わっておらず、30年前の服が着れるとのこと。
私も同じマレーシアに身を置く身としてマハティール首相を見習い、マハティール式健康策を取り入れて生活していこうと思います

【🌸 中国の一帯一路構想 🌸】

先日中国を訪れていたマハティール首相が、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」に関連する鉄道建設などの大型事業を中止することを明らかにしました。
20日の会見で中国側は、「一帯一路」へのマレーシアの支持を称賛していましたが、マハティール氏は中国の習近平国家主席、李克強首相と会談した際に中止の意思を伝え、中国側も「理解し受け入れた」とされています。
 マハティール氏は将来的な事業再開の可能性は否定しなかったものの、「マレーシアの現在の焦点は債務削減にある」と述べ、中止により補償金が発生すれば支払う意思も示しました。
今回の論点となった一帯一路構想とはどのようなものなのでしょうか。
『一帯一路とは?』
~構想のはじまり~
2008年のリーマンショック以降、相対的に世界経済での存在感を高めた中国は外交面で強硬な姿勢をとるようになり、その結果、ASEANをはじめとする近隣諸国との関係悪化に直面。局面打開のため、201310月に習近平国家主席は国有企業トップも動員して「周辺外交活動座談会」を開催し、アジアインフラ投資銀行(AIIB)を含めた一帯一路構想を打ち出しました。
構想づくりに走った最大の理由は主に3つあるとされています。
まず1つは米国のアジアでの軍事的なリバランス(再強化)への対抗、また中国を外した自由貿易圏であるTPPへの対抗のため
2つ目は鉄鋼やセメントなどの過剰生産物を海外でのインフラ輸出で消費したいとの狙い
3つ目が長年の為替介入によって積みあがった米ドルを海外に還流させるための投資先づくり とされています。
このように様々な課題を一気に解決させる枠組みとして一帯一路は案出されました。
~現在の状況~
「一帯一路」の投資が 15%減
 中国の商務省は「一帯一路」関連の対外直接投資は、2018 年上半期(1~6月)に 76 8000 万米ドルで前年同期比15%減少したと発表しました。減少した背景には、中国国内の景気減速や米中通商摩擦の影響、さらに投資先の国々が対中債務に対して警戒感を強めていることがあるとみられています。投資先はマレーシアをはじめラオスやベトナム、インドネシア、シンガポール、タイ、パキスタンなどの 55 カ国であり、対外直接投資全体の 12.3%を占めています。
 
また中国国内からも批判も大きく、習近平国家主席の母校でもある清華大学の許章潤・法学院教授は、エッセーのなかで外国支援に対する懸念を表明。
「過度の外国支援は、人々が自らのベルトを締めるような結果をもたらした」「中国は海外に何十億ドルも費やしたが、外貨準備高3兆ドルを含む国家の財産は、過去 40 年にわたり人々の努力によって積み重ねられてきたもの」などと指摘しています。
中国との事業の中止を明言したマレーシア。今後他の受入国からも中止を求める声が広がるのか、中国の思惑はどう変化するのか気になるところです。

【🌸 マレーシアのICT(情報通信技術)事情 🌸】

世界40か国の1日のインターネット利用時間の統計が出ており、マレーシアは全体の6位で8時間27分という高い数値でした。
ちなみに日本は下から4番目の36位で4時間12分、マレーシアのおよそ半分となります。
労働時間の長さの影響もあるのでしょうか。
マレーシアは1日のsns利用時間も、全体の9位で3時間という高い数値になっております。
マレーシアの方とメッセージアプリでやり取りをするとレスポンスの速さにいつも驚かされます。個人的な感覚ですが、睡眠時以外は皆、1-2分で何かしらのアクションがある気がします…

昨年度のマレーシアの携帯電話普及率が出ており、7月-9月期は131.8%だったことが分かったそうです。
インターネットやsnsの利用時間の高い数値は、ここ近年のマレーシアの携帯電話の普及率の上昇が大きく影響しているといえますが、調べてみるとこの普及率も急に起こったものではないようで、実は20年ほど前より情報通信技術(ICT)分野に投資を行っていた背景があるようです。

【🌸 マレーシアのICT事情 ② 🌸】

1980年代まではイギリス統治時代からのなごりで、工業製品の製造がマレーシア国家を支えていました。
マハティール首相が前回の任期の際に2020年までの先進国入りのために掲げた、【ビジョン2020】の中に情報化社会に向けた取り組みがあり、これが今日におけるマレーシアのITC産業発展の礎になっているようです。
この時、マハティール首相の経済アドバイサーとして就任したのが日本人の大前研一氏。
同氏がマハティール首相に今後のマルチメディア化の必要性を訴えました。
そこで考案したのが【マルチメディア・スーパーコリドー(MSC)構想】。
国外のIT分野の先端企業をマレーシアへの誘致することで産業・人材を育成し、マレーシアをアジアのITCの拠点にしようという取り組みです。
この政策の実現のために首都クアラルンプールの中心地からクアラルンプール国際空港までの間に、行政都市「プトラジャヤ」、情報産業都市「サイバージャヤ」といった総合開発地域も誕生しました。
こういった取り組みの甲斐あって、現在のマレーシアにおけるICT産業は国内GDPの約12%を担うまでに成長しました。
マレーシアのITC産業成長の陰に日本人が携わっていたことを初めて知り、同じ日本人として大変誇らしく嬉しく思いました。

【🌸 マレーシアのICT事情 ③ーMSCステータス 🌸】

マハティール首相が掲げたMSC構想において、国外のITC分野の先端企業をマレーシアへの誘致をするよう唱えた一説がありました。
その中に外資企業が国内に進出しやすいよう、【MSCステータス】という、マレーシアの特定地域でITC事業を営む場合にマレーシア政府から与えられる認証・優遇制度があります。
主なメリットは下記4点です。
・最長10年間、法人税を免除
・日本人を含む外国人の自由雇用
・マルチメディア関連機器の輸入税免除
・外資規制の撤廃
この甲斐あって、東南アジアにおけるITC関連のスタートアップ企業はマレーシアで活動している企業が多いとのこと。
ただ注意すべき点もあり、以前は認可がすぐ降りたそうですが、
現在応募が殺到しており認可がおりるまでに最長1年を要するというケースが増えているそうです。
私自身もマレーシアにサイバージャヤという世界の有名ITC企業が集まる区域があるということは聞いておりましたが、
あまりマレーシアとITC産業が結びつかずなぜマレーシアに?と疑問を感じておりました。
今回調査してみてこういった政策の背景があった事実を知り、私自身も大変勉強になりました。

【🌸動物の権利と宗教の対立🌸】

マレーシアといえば、複数の民族そして宗教が混じり合った国、という漠然なイメージだけを持って私はマレーシアにきました。
民族、宗教が違えばそれぞれの多様な食文化があることは当然で、中でもハラールという決まりに沿った食べ方がマレーシアにはあるということは、世界各国から観光客が多く訪れる
レストランで働いていた経験を通して、なんとなくではありますが知っていました。
ハラールといえば豚肉の禁止やお酒の禁止などが一番最初に思い浮かぶと思いますが、実はイスラム教徒が食する牛肉や鶏肉の生産過程にも宗教的な関わりがあるそうです。
(以下、屠畜に関する表現を含みます)
通常、食肉になるまでの過程の序盤にスタニングと呼ばれる気絶処理を施します。この工程は家畜にとってその後の痛みをある程度軽減することができるとされているため欧米諸国をはじめとして広く用いられています。
それに対しイスラム教の考え方では、肉の種類関係なく死んだ肉を食べてはならない、屠殺行為が認められたムスリムによる神への感謝、つまりアッラーの御名による家畜のみ食して良いということになっているそうです。
したがって、ボルトガンなどを使用するなどといった行為は、加工前に家畜が死亡する恐れがあるとして戒律に反するためハラールとしての認証がされません。つまり、生きたまま加工処理が進んでいきます。
気絶処理を動物の痛み緩和の観点から、必ず認めなければならないとする国もヨーロッパには見られ、対立しているかのようにも思えますが、イスラム教ではスタニング自体を禁止しているわけではなく、死に至らない程度の気絶処理を容認することも可能であり、またマレーシアに関してはスタニングがなされた食肉の輸入を禁止しているわけではないそうです。

【🌸マレーシアにおけるヘイズの問題🌸】

ヘイズとは一般的に煙霧を表す気象用語ですが、
ASEAN内ではインドネシアの焼き畑農業の煙が漂ってきてしまい、
白っぽいもやに覆われている状態になることを指しています。
発生する時期は雨が少ない乾季(5月から10月)と言われています。
ヘイズにおける健康への被害としてあげられるのが、
粘膜が刺激され、目のかゆみ、鼻水、咳、のどの痛み、めまいなどで、
子供たちへの影響も考慮し学校等が休校になることも多々あったそうです。
長年マレーシアに住んでいる知人の話を聞くと、クアラルンプールではここ1-2年は少なくなってきているとのこと。 最近クアラルンプールではヘイズが少なくなってきている。
ただ完全に解決しているわけではなく、
警告があったにも関わらずインドネシアの焼き畑農業は地方の一部零細業者によって続けられているそうです。
この問題はただインドネシア内にて完結すればよい話ではなく、
ASEAN内の多国間において政策協調が行われないと解決できない問題に至っているそうです。
1980年代から長きにわたり続いているこの問題のより一刻も早い解決を祈るばかりです。

【🌸飲食店のリカーライセンス🌸】

戒律上飲酒の習慣がないムスリムが60%を占めるマレーシアでは酒税が高く、食費は安いがアルコールに関しては日本とさほど値段が変わらないどころかむしろやや高い印象を受けました。もちろん他の宗教の方々や観光客も多いため酒類を探すのが極めて困難というわけではなく、オーストラリアも近いことからワインの流通も盛んだったりするそうです。
酒税はアルコールの度数によって税率が異なり、度数も強くなればかかる税金も高額になる仕組みがあります。そしてこの国では飲食店でアルコール度数が17%以上酒類の提供、販売をするためにはリカーライセンスの取得が必要です。そのため、0時までではあるが、アルコール度数がやや低めなビールのみの提供を行う飲食店やコンビニなどが多くみられます。
またイスラム教を考慮して、モスクやムスリムの学校、居住地の100メートル以内にアルコール類を提供、販売することは禁止されています。コンビニでも、オーナーがムスリムだった場合はアルコールの仕入れがなかったりもするそうです。
リカーライセンスを取得するためには警察や税関との面接を経て、申請の通知をマレー語と英語で日刊新聞2紙に自費での掲載が必要なためかなりの労力が必要だといえます。
またライセンスの更新も年に一回あります。
日本の飲食店ではメニューとしての酒類の「提供」であれば特別な免許は必要ありません。(栓やふたを開けない「販売」となると酒税法が関わるため話は変わります)
しいていえば、夜の0時を超える営業時間内で酒類を提供する場合は管轄の警察署に深夜酒類提供飲食店営業開始届を出します。
ちなみにマレーシアの飲酒可能年齢は昨年18歳から21歳までに引上げられたそうです。

【🌸子供と電車🌸】

マレーシアにきて約2週間が経とうとしています。昨日はモノレールに乗って若者の街といわれるブキッ・ビンタンのほうまで行ったのですが、その車内は休日ということもあって非常に混雑していました。
もちろん子供連れの人も多かったのですが、車内で子供(乳幼児と一緒にいる母親ではないく3~5歳くらいの子供)に席を譲るという光景を何度か目にしました。子供が座りたくてぐずっていたからという訳ではなく、子供だから譲ってもらっていたという印象の方が強かったです。1人が子供に席を譲るとその子供の親に隣の席の人も席を譲るという流れがごく自然に行われていました。
そして他の子供連れを見つけた人は、多少距離があってもここの席空いているよと声をかけたり非常に思いやりのある空間だと感じました。
マレーシアの平均年齢は28歳と若く、確かに公共機関でお年寄りを見かけることはあまり多くないです。そして日本の交通機関に比べてとても運転は荒く、体幹が鍛えられるなと思いながらいつも利用しているくらいです。確かに子供が立って乗るには少しハードルが高いように感じます。
ここではお年寄りの利用が少ないからこそ、子供を優先させようという気遣いに少し感動した休日でした。

【🌸マレーシアの車と新国産車計画🌸】

クアラルンプールの交通網は発達しており、マレーシアでは電車に乗る毎日ですが、当然車も多く、渋滞がよく起こっているのを見かけます。そして、マレーシアは日本と同じで左側通行ということもあり、どこか親近感を覚えます。そして、日本車も見かけますが、マレーシアの国産車も多いです。これは東南アジアの他の国々とは違う点だそうです。
そんなマレーシアの車事情ですが、マレーシアでは新国産車計画(NNCP)というものが進められていることはご存知でしたか。マレーシア国内だけでなく世界市場を見据えて半自動運転車の開発が計画されているそうです。モハマド・レズアン・ユソフ起業家開発相によると2020年には最初のモデルが発売される見込みで、試作車は2019年初頭にも完成するそうです。大臣によれば、あくまで全額民間出資で行なうとのことだそうです。また短期間での完成を迫られることで懸念される実現可能性については、専門技術やテクノロジーを活用するそうです。
将来マレーシアだけでなく、日本でも目にする機会があるかもしれません。

【🌸マレーシアの玄関"KLIA"🌸】

クアラルンプール国際空港(KLIA)は、アジアの主要ハブ空港として
日本を初め世界各国の多くの人が毎日利用しています。
パームヤシのプランテーションの伐開を行い建設され、
敷地面積は約100平方キロを誇り、アメリカのデンバー国際空港に次ぐ
世界2位の規模を持つ巨大空港です。
KLIAの設計を行ったのが故黒川紀章氏。
施工も日本のゼネコン数社が主力となり
1998630日に完成させ、今年で10年目を迎えます。
「森の中の空港、空港の中の森」をテーマに、
ターミナル内は自然光を取り入れ大変採光が多く、
緑や水がいたるところに配置されており、
多くの人が行きかう中にもどこか安らぎやくつろぎを感じさせられます。
私個人の感覚としましては、
滑走路に生え渡るパームヤシ=南国マレーシア
近代的な建物であるKLIA=近年目覚ましい発展を遂げるマレーシア
をイメージすることができ、この空港だけで
マレーシアの収縮図をうまく表現しているという印象を受けます。

【🌸JACTIM講演会報告🌸】

先日はJACTIM(マレーシア日本人商工会議所)の工業部会にて当事務所の弁護士、荻原先生による「裁判例から見る労務対応」というテーマで講演がありました。
実際の裁判例とともにマレーシア国内における、
・雇用関係のあり方
・解雇事由やそれにかかる警告書の発行
・不正行為の追及
などの雇用関係の終了に関わる労務対応の紹介がありました。
マレーシアでは、就業規則は雇用契約に組み込まれているといえるため、自らの契約や規則についての十分な把握が必要であり、「知らなかった」で損をしないように心がけることが大事だと考えさせられました。

【🌸意外と多いアラブ人🌸】

マレーシアは様々な民族で構成される多民族国家ですが、もちろん外国人も多くいます。そして、実際にクアラルンプールに来てみて感じたことはアラブ系の方々が多いということです。特に私の住んでいるところは近くにアラビア料理のレストランや食料品店があることもあり、多くいます。私自身シェアハウスに住んでいるのですが、同居人の一人はサウジアラビアの方です。また、この前イエメンからマレーシアに来ている方ともお話しする機会がありましたが、中東出身の方と交流する機会は日本ではほとんど考えられないと思います。
マレーシアに来るアラブの方々は、もちろんビジネスで来られる方や観光客の方もいますが、英語を学びに来る方も多いようです。自分が話したイエメンの方によれば、イギリスをはじめとする外資系企業が増えており、より良い仕事を得るために英語が必要だと言っていました。
マレーシアも中東の国々もイスラム教国家であり、またもともとイギリスに統治されていたなど共通点も多いです。また、生活環境やVISAの問題など様々な点で生活しやすいのかもしれません。
日本人にとってもクアラルンプールは住みやすい場所ですが、他の国の人にとっても同じなのかもしれません。そして、日本人が思っている以上にマレーシアと中東の国々は近い関係にあるようです。

【🌸裁判傍聴🌸】

本日クアラルンプールにあるHigh Courtに裁判傍聴に行ってきました。先月も他のメンバーが裁判傍聴に行きましたが、私にとっては今回が初めてです。日本では何度か裁判傍聴に行った経験はありますが、もちろん海外で裁判所に行くのは初めてでとても貴重な機会でした。
まず、裁判所の建物自体も想像以上に大きく、またコロニアル建築であり、建築物としての価値があるような気がしました。
マレーシアの裁判はマレー語で行われるのが基本で、今回私たちが傍聴した事件のように、当事者にマレーシア以外の者が含まれていると英語行われます。実際建物内の案内などもすべてマレー語で書かれていました。
実際の法廷は、日本のものとは配置が全然違いました。日本の場合には原告と被告人が向き合って座っていることもあり、いかにも対決という感じがするのに対し、マレーシアでは、当事者は隣り合って座り、裁判官に向き合っており、お互い裁判官に申告するといった雰囲気を感じました。また、今回は証人尋問を傍聴することができましたが、証人も日本のように中央ではなく端の方に座っていて、少し違和感を覚えました。服装も、裁判官だけではなく、弁護士も同じような法服をきて、蝶ネクタイを付けていました。
もちろん、法廷の空気は緊張感に包まれており、私も傍聴するだけなのに緊張してしまい、英語で行われておりましたが、ほとんど理解できませんでした。とはいえ、おそらく普通であれば行くことのない裁判所に訪れることができてよかったです。

【🌸やたら「4」を避ける理由とは🌸】

気づけばマレーシアに来て4週間ほどが経ち、このインターンも来週で最後となりました。
マレーシアは高層ビルが多く、当事務所は33階、私が借りているコンドミニアムの部屋も二十何階と、一日のうち100階ほど行き来している生活をしています。もはや日本に帰れるくらいの距離をエレベーターで行き来しているかもしれません。
毎度毎度エレベーターの重力を感じるとともに、日立や東芝など日本の企業のエレベーターに遭遇すると少し安心感が芽生えます。
マレーシアでは日本でいう1階(地上階)はG(グラウンド)として表示され、2階はマレーシアでは1階扱いになります。最初のころは間違えて1を押してしまうことも多々ありました。
そしてマレーシアでエレベーターを乗っていると「3A」、「13A」、「23A」などの階数を見かけることが多々あります。そしてそのあとは「5」、「15」、「25」と何事もなかったかのようにもとに戻ります。
実はこれ数字の「4」が中国語で「死」と似た響きがするからだそうです。
確かに日本でも病院などに「4」のつく部屋は縁起が悪いということからなかったりするのと同じ考えだと思われます。
マレーシア人の中にもルーツが中国にある方が多いことからこのような建物を見かけることが多いそうです。
そして逆に「8」などの縁起が良いとされているカーナンバーや携帯電話の番号はとても人気で破格で取引されている場合もあるだそうです。
せっかくビルやコンドミニアムを建てても4階だけ避けられるようだったら違う表記に変えた方が、経営上かしこいように感じます。
もはやビルの管理会社にとっては迷信深い彼らのためにこの忌み数の対処は死活問題になりかねないかもしれません。

【🌸イオンウォレット導入開始🌸】

マレーシアは日系の飲食店やスーパーなどが多く住みやすく大変便利です。
私の家の近所にも日本でもおなじみの【イオン】があり、
イオンとイオンビッグも含め、国内に27店舗もあります。
イオングループ中期経営計画(2017年~2019年)に掲げる
グループ共通戦略「アジアシフト」「デジタルシフト」の一環として、
マレーシアのイオングループではこの度、
日本でもおなじみの「イオンウォレット」の導入が開始されました。
場所にもよりますが、マレーシアのスーパーマーケットでは
混雑時に売り場内まで入り込むほどの
長蛇の列が起きている光景を目にします。
レジカウンターが少ない印象をうけます。
こういったサービスの導入が成功例となり、マレーシア国内にも増え、
買い物時のストレス減少につながれば良いなと思います。

【🌸マレーシアの時差🌸】

クアラルンプールに来てから不思議に思っていることといえば、時差です。日本とマレーシア時差はわずか1時間です。しかし、地図を見ればわかると思いますが、日本とはかなり離れています。そして、マレーシアのお隣タイの時差は日本と2時間です。つまり、これは地理上、本来あるべき時間より1時間早いということです。なぜかというと、マレーシアは当然マレー半島だけではなく、ボルネオ島も領土であり、ボルネオ島の時間に合わせたからです。この背景には香港や中国に対する経済的理由が絡んでいるともいわれています。
とはいえ、地理上クアラルンプールは日本とは2時間の時差が本来あるはずなので、日の出は7時頃で日の入りは19時頃です。私は毎日6時に起床していますが、もちろん真っ暗です。そのせいか毎朝ベッドが起き上がるのがつらいです。逆に夜はずっと明るいのでちょっぴり得した気分になります。

【🌸エアアジア ブキッビンタン🌸】

私は休日は仕事帰りによくブキッビンタンへショッピングやごはんを食べに行くのが大好きなのですが、いつもブキッビンタンの駅はエアアジアの主張がすごいなと思っていました。
モノレールの駅には"AirAsia-Bukit Bintang"と書いてあり、路線図にもそのような表記があります。
実はこれStation Naming Rights という企画に則ったものであり、企業は駅名のライセンスを取得することにより自らの会社名を駅名に付けることができてしまうのです。
地下鉄ブキッビンタンの駅は大型デパートのPavilion Kuala Lumpurがライセンスを所有しており、こちらもまた路線図などにPavilionのロゴが載っていたります。
多くの人が利用する駅に自社のロゴや名前をつけることで、宣伝効果はもちろん、より利用者に身近に感じてもらいたいとの思いがあり、この動きが広まっているようです。
そして交通機関を運行する会社は駅名のライセンスを売ることによって、より利用者が交通機関を満足して使えるように発展するための資金として使われるそうです。なかなかwin-winなアイデアな気がします。
エアアジアとブキッビンタンの組み合わせの他に、
Bank Rakyat(イスラム系金融会社)-Bangsar
KL Gateway(不動産)-Universiti
CGC(中小企業支援公社)-Glenmarie
などの組み合わせがあります。
ちなみにブキッビンタンはマレー語でStar Hillという意味だそうです。
クアラルンプールの繁華街にはぴったりな名前だと思います。

【🌸マレーシアのウユニ塩湖"スカイミラー"🌸】

先日、マレーシアのウユニ塩湖と言われている"スカイミラー"へ行って参りました。
セランゴール州にある船着場から30分ほどフェリーに乗り、
海の真ん中の浅瀬になっている部分に降り立ちました。
潮の満ち引きによって海水が引いたとき、
水面が鏡のような状態になり空が水面に映し出され、
幻想的な情景があたり一面に広がります。
潮の満ち引きの関係があるので、行ける時間帯も毎日変わります。

セランゴール州はクアラルンプール市内から車で約1時間の場所にあります。
工業発展が著しく第二次産業の盛んな街で、
マレーシア産自動車メーカーであるプロトンやプロドゥアも
ここにセランゴール州に本社を構えています。
また、マラッカ海峡に面する港町でもあり、
美味しいシーフードを味わえるレストランも数多く所在しているようです。

マレーシアにお越しの際は、是非足を運んでみていただきたい場所のひとつです。

【🌸マレーシアの経済成長🌸】

クアラルンプールに来てから1週間が経とうとしていますが、思っていた以上にその発展には驚かされます。まず交通網が充実しています。建物に関しても、多くの高層ビルが乱立していますし、そのひとつにオフィスも入っています。建設中の建物も見られます。そして、あの有名なペトロナスツインタワーの立派さには目を奪われます。
クアラルンプールの発展は街に出るだけで感じられますが、世界銀行によれば、マレーシア経済の成長は2018年で4.9%になるようです。今後の成長は、外的環境の影響もあり、鈍化するとの見込みのようですが成長は続き、2020年から2024年の間に高所得国家の仲間入りを果たすといわれていています。
そんな成長が続く国マレーシアでインターン頑張りたいと思います。

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